産まれてきてくれて有り難う

無事に出産が終わった。

 

嫁は高齢出産で37歳で出産となった。

個人差は大きいが、早い人は20歳で出産する人もいる。

出産した子が17歳に頃に、嫁は37歳だ。

それくらいの年月が経ってるいる年で妊娠・出産って考えると嫁は本当に良く頑張ってくれたと思う。

これは妊活してる時によく考えてたことだ。

見た目は若いけれど、妊娠とかは難しいんだろうなぁと考えてた。

 

出産の方もそれ以上に大変。

あんなに痛そうにしてても、何もしてやれない。

出産は鼻からスイカとか聞く。

それぐらい痛いのだと。

また、出産は大きな事故に遭うくらいのダメージを身体に負うとも聞いたことがあるが、出産に立ち会って本当にその通りだと思った。

少し考えれば当たり前かもしれないが、産後もあんなに痛がるとは予想外だった。

 

また、妊活していた時に読んだ本に『妊娠、出産、育児。その中で最も大変なのは育児』と書いてあった。

出産に立ち会ってた時は、痛がる嫁を見て出来ることは何もないが、産んでくれたら僕が出来る事は何でもやろうって思った。

お乳は出ないが、沐浴とかは出来ることはやりたい。

出産に苦しむ嫁を見て、本当に出来るは何でもやらんとアカンって思った。

 

産まれた瞬間は色々と衝撃的だった。

看護師さんが嫁のお腹を馬乗りなって押したり、吸引機で赤ちゃんを引っ張ったりと驚いた。

胎盤なんかもチラリと見えた。内臓のようだった。

本当に産まれたての赤ちゃんを見るのはこれが初めて。

赤ちゃんの頭が縦長でフリーザー第3形態かと驚いた。

以前、先輩から飲み屋で聞いた“水頭症”って言葉が頭をよぎった。

その瞬間、本当に血の気が引いた。

何があっても愛してやろうって決めてたのに情けない。

先生からは何も言われてない。

また、両親からは赤ちゃんはそういうものとの事。

日に日に変わってくるよって言われた。

産まれる為に骨が柔らかいのは知っていたが、こんなに頭が長細いのかって驚いた。

吸引された影響もあるのかもしれない。

 

他にも心配はある。

僕たち夫婦の希望通りに4月生まれだが、4月1日は早生まれとなる。

子どもの成長を考えると遅生まれの方が良かったと思う。

また、目は僕に似てて、鼻は嫁に似ているように見える。

お互いの自分の嫌いなパーツを引き継いでしまったようだ。

見た目の事から、赤ちゃんの健やかな成長のことまで産まれた瞬間から心配している。

お父さんも喜びの言葉が9割。残りの1割は「この子が60歳になった頃には日本はどうなってるだろう…」って心配してた。

 

自分もこんな風に産まれてきたんだろうかぁ。

僕の先祖も何年も、何千年も妊娠、出産、育児ってのが続いているから今の僕がいるわけで、不思議な感じだ。

 

親になるって心配事が増えるってことだと思った。

 

嫁は本当によく陣痛や出産の痛みに耐えて赤ちゃんを産んでくれた。

赤ちゃんも産まれる時に旋回して産まれてくる、その際には頭蓋骨が締めつけられるらしい。

陣痛の倍以上痛いとのこと。

赤ちゃん、産まれてきてくれて有り難う。

嫁、産んでくれて有り難う。