映画『GATACA』

エンハンスメント(遺伝子操作)が徹底された社会はどんな社会だろうか?

 

近未来SF映画『GATACA』にはそんな世界観が描かれている。

この映画では出世前の遺伝子操作が当たり前となっている社会で、生まれながらに優れた知能、体力、外見が備わった“適格者”と、自然出産により生まれ欠陥のある遺伝子を有する“不適格者”との間で厳格な差別がある近未来世界。

主人公は不適格者なのだが、適格者のみが就ける宇宙飛行士になることを夢見ているところから映画が始まる。

 

この映画はそれほど有名ではないかもしれないが、隠れた名作として評価が高い。

それもそのはず、映像美や音楽が良かったり、何よりストーリーがとても素晴らしい。

物語の中に、沢山のメタファーが散りばめられていてそれを探すだけでも面白いと思う。

 

例えば、映画のタイトルであるGATACAはDNAの基本塩基であるグニアン、アデニン、チミン、シトシンの頭文字を並び替えたものだったりする。

 

他にも、無機質な近未来らしさとどこか懐かしさを感じさせるような作りが憎い。

また、遺伝子と宇宙、ミクロとマクロの対比がされていたりするので痺れる。

 

この映画のキャッチ・コピーは「残酷なまでに美しい未来…愛だけでは君に届かない」というものでそれは映画を見て確認して欲しい。

僕も遺伝子操作が当たり前の社会では、子どものためを考えて遺伝子操作してしまうと思う。

映画のメインテーマとはそれてしまうが、子どもへの愛情がそんな社会を作るかもしれない。

 

まぁ、映画を見て色々なことを感じて欲しい。

 

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