食欲と幸福論

「結婚して幸せ?」って聞かれることがある。

変わり者の僕が、結婚生活を幸せに過ごしているのか心配してくれる友人たち。

僕も結婚してなかった時は、既婚者の友人に同じ質問をしていた。

結婚して幸せになれると思っていなかったから、そんな質問をしていた。

 

今、僕は幸せだ。

 

そもそも幸せってのは、なんだろうか?

 

幸せを考える際に、満腹感を考えてみる。

 

満腹感を感じているときに、空腹感は感じない。

お腹いっぱいだけど、お腹すいた。そんなことはない。

満腹感と空腹感は両立することない、相反する感覚だ。

 

食欲がある時には、満腹感を感じない。

 

ここで、食欲を欲望と言い換えてみる。

満腹感を幸福と言い換えてみる。

 

欲望がある時には、幸福感を感じない。

欲望と幸福感は両立しないということだろう。

 

欲望とは、食欲、睡眠欲、性欲に物欲や自己顕示欲など様々。

欲望は生きるためのエネルギー。

それは行動のためには必要不可欠な原動力なのだけれども、あんまり強すぎると幸せにはなれない。

 

結婚して幸せになって分かったこと。

満たされていて幸せ。

欲しい物は特にない。

幸せ過ぎて、ちょっと退屈な感じ。

人間とは本当に欲深い。

幸せを退屈だと思ってしまう自分の感性。

 

ただ、幸せすぎて退屈していた時、仕事で大きなミスをした。

4kgも体重を落とすぐらいボロボロになった。

その時は、精神的にも早く前の日常生活に戻りたいと強く思った。

失うと大きな喪失感があり、守りたいもの。死守したいもの。

そういうのが幸せなんだと僕は思っている。

 

食事は腹八分目がいいと聞く。

それと同じで幸せって、少し満たさられないくらいがちょうどいいのかもしれない。

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【京都・龍安寺 我唯足知のつくばい】