金銭感覚

身体感覚がスポーツするときに重要なように、生活をしていく上で金銭感覚が重要になってくる。

金銭感覚が合わずに離婚することもあるのだから、お互いの金銭感覚の相性は大切だ。

 

経済学で “留保価格” という概念がある。

留保価格とは、商品に対して払ってもよいと考えている金額のこと。

みんな買い物しているときに無意識に計算している。

例えば、人参の相場はいくら位で、大根ならいくらまで払えるとか。

友達とのお茶ならこのくらいはかかるだろう、自分の服にはこのくらいかけようとか。

日常生活を営んでいると自分の生活レベルに合わせて、ボーダーラインができてくる。

 

その留保価格の感覚がとても高く、それでも生活していける人がセレブと言われる人達なんだろう。

留保価格の感覚が下げられず、それなりに稼ぎがあるにも関わらずお金が貯まらない人は金銭感覚がない人と言うことになる。

 

また、限りのあるお金を “何に” 使うかと言うのも金銭感覚の要素に入るだろう。

例えば、僕が腕時計を購入を検討していたとして、嫁に相談すると……

時間を見るなら携帯で十分と言う価値観と、腕時計は男の嗜みと言う価値観では永遠に交わらない。

逆に、シュチュエーションによってバックを合わせる女性は、オシャレのバリエーションが豊富だが、男の僕にはなぜそんなにたくさんのバックが必要かはよく分からない。

結婚生活が上手くいくか、いかないかはそういう相互理解も含めて、金銭感覚の相性も大切だと思う。

 

つまり、金銭感覚とは “何に、どこまでの金額を出せるのか?” と言うのが金銭感覚になると考えられる。

 

スポーツの身体感覚は一朝一夕では身につかない。

トライ&エラーで失敗しながら少しずつ磨いて、身につけていくものだ。 

同じように、金銭感覚も失敗を繰り返して、その感覚は身につけるものだと思う。

そもそも身体感覚と違い、人間は生まれた時は金銭感覚なんてものは備わっていないのだから、学習し、誰もが自然と身につけていくものだ。

 

億万長者であるのなら欲しい物はすべて買えばいい。

ただ、多くの人にとってお金には限りがあるものだ。

限られた中で、何に、どうお金を使うのかはその人のセンスが出ると思う。 

そのセンスが金銭感覚なのだろう。

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