気持ちの浮き沈み

流産後の嫁のことを支えてくれる人がいる。

3回流産の経験がありながら、今は一児の母である嫁の親しい友人。

流産の経験があり、気持ちに共感してくれる職場の元上司。

ネットでブログなんかもよく読んでいるようだ。

 

同じように辛い思いした友人が彼女を支えている。

 

一方で友人に傷つけられることもあるようだ。

きっかけは僕らと同時期に結婚した友人の戌の日(安産祈願)の報告を受けたこと。

その友人は嫁が妊娠、流産したことは知らないから、全く悪気はない。

 

嫉妬、無念、悲しみ、焦り……

 

どうしようもない感情が僕に八つ当たりとしてこの日はぶつけられた。 

 

僕はどう言葉をかけていいか分からなかったが、与えられた言葉に対して、その時々に感じることはある。

プラスの言葉、アドバイスに近い考えが浮かんでくるが、言えない。 

何を言っても、捉え方次第で傷つけてしまうかもしれないと躊躇してしまう。

また、そんな言葉は求められていないとも思う。

 

結局、その日は話を聞くことしかできなくなかった。

 

赤ちゃんを一度授かることが出来たのだからまた妊活を頑張ろうとする前向きな嫁と、なぜ自分がこんな目にと感じ卑下してしまう嫁。

 

元気だったり、くよくよしたりの繰り返して消化していくしかないのだと思う。

 

また「完全に吹っ切れることなどない」と言っていた。

お腹の中にいてくれた赤ちゃんを忘れるみたいで悲しい気持ちと申し訳ない気持ちがある、と。 

だから完全に吹っ切れることなどないのだろう。