流産

出産予定日

順調に赤ちゃんが育っていれば、今日は出産予定日だった。 嫁は流産してから白髪が増えたと嘆く。 もし、無事産まれてきてくれいたら僕達夫婦の人生はどんな風になっていただろうか。 嫁は仕事をしていて気が紛れたと振り返る。 同じことをぐるぐる、ぐるぐ…

塞ぎ込みたくなる

ゴールデンウィーク中、法事があって親戚と会う。 「子どもできた?」と聞かれる。 聞かれるのが嫌な質問だ。 「流産した……」と皆んなの前で言うべき事でもないと思うから、「できてないよ」と言う。 次の会話は、「作らへんの?」と続く。 適当な言葉でお茶…

今後の展望

無事、手術は終わった。 嫁は早々に仕事を復帰しハードに働いてくれているが、1週間検診でも血は出続けていて、2週間経ってもまだ続き体の心配も続いている。 気丈に振舞っているだけかもしれないが、嫁は精神的に強くなったと思う。 精神的な免疫がついたの…

2度目の流産

今日、2度目の稽留流産が確定した。 僕にとって、1度目の流産は実感が少ないものだった。 妊娠自体の実感が薄かったためだ。 2度目の流産は出産予定日も分かっていたし、嫁がつわりでしんどそうなのを見ていただけあって実感がある。 “ 流産 2度目 ” で検…

子どもの死が夫婦に与える影響

夫婦の関係性は絶えず変化する。 妊娠が発覚すれば、一般的に男は女に優しくなる。 流産後夫婦の関係性は変わるのかもしれない。 一説によると、子供を失った夫婦の90パーセントが2年以内に問題をかかえるようなるという説もあるそうだ。 夫婦が悲しみを抱…

御朱印集め

流産後、彼女が実家に帰省していた際に御朱印集めをしよう、と提案された。 元々興味があったのか、流産後の心境の変化なのかは分からない。 御朱印とは、お寺や神社に参拝した際にいただける参拝証明書(本来はお経を書き写し納めたことの納経の証)。 初め…

グリーフワーク

深い悲しみを意味するグリーフ。 悲しみを癒す作業、悲しみから立ち直っていく過程をグリーフワークと言うそうだ。 そのプロセスは5つ感情の段階を経る。 第1段階【ショック】 第2段階【否認】 第3段階【パニックや怒り】 第4段階【無気力や虚無感】 第…

気持ちの浮き沈み

流産後の嫁のことを支えてくれる人がいる。 3回流産の経験がありながら、今は一児の母である嫁の親しい友人。 流産の経験があり、気持ちに共感してくれる職場の元上司。 ネットでブログなんかもよく読んでいるようだ。 同じように辛い思いした友人が彼女を…

水子供養へ

水子供養に行ってきた。 嫁も少しずつ精神的に落ち着きを取り戻してきたように見える。 それとも気丈に振る舞っているだけか? 水子供養では、住職の話を聞きながら、何となく宗教に傾倒していく心理が分かるような気がした。 僕も心が弱っていたようだ。 死…

稽留流産

去年、妊活をしていた甲斐があってか赤ちゃんを授かることができた。 ただ、2回目の病院の診察で心音の確認が出来なかった。 クリスマスが近づいてきた頃のことだった。 嫁は信じられなかったのか、おそらくネットで色々と検索し、それでも気がかりでその日…